Sol 0 は日本時間 2008/05/25 (日) 15:49 ~ 05/26 (月) 16:28 (米太平洋夏時間, PDT 05/24 23:49 〜 05/26 00:28) ぐらい。
太陽黄経 (Ls) 77°, 太陽と地球との間の角度 33°.1, 地球までの距離 2.76 億 km, 太陽高度 2°.7〜46°.3
Twitter 翻訳
(Twitter / MarsPhoenix より後日アーカイブ。 火星現地時間はおおよそ)
- Sol 0 08:03 (05/26 00:05 JST, 08:05 PDT)
- 火星の重力井戸に入った。 ぼくのスピードは、火星からみて、 6 000 mph [10 000 km/h] から、 大気に突入する時までに 12 600 mph [20 300 km/h] になる。
- Sol 0 08:07 (00:09 JST, 08:09 PDT)
- 午後 4:38 PDT [日本時間午前 8:38] 着陸まであと 9 時間だ。 信号が地球に届くのに 15 分と 20 秒かかるから、 ぼくの状態は午後 4:53 PDT [日本時間午前 8:53] に分かるだろう。
- Sol 0 09:02 (01:06 JST, 09:06 PDT)
- 最後の 7 分がハラハラもの。 http://tinyurl.com/6ktlu6 のビデオを見て。 一番怖いのはパラシュートが開く瞬間と、その後で地表をレーダーがロックするとき。
- Sol 0 09:09 (01:13 JST, 09:13 PDT)
- @formatted_dad ぼくには地球に最高のエンジニアがいる。 でも火星に着陸を試みたすべての探査機 (NASA のものと世界中の機関のもの) のうちで 成功したのは 50 % だけだった。
- Sol 0 10:28 (02:34 JST, 10:34 PDT)
- @Foomandoonian エアバッグの着陸方法はもっと小さな探査機でならうまくいく。 ぼくは火星のローバーよりも大きさも重さも 2 倍以上あるんだ。
- Sol 0 10:31 (02:37 JST, 10:37 PDT)
- @harnir MarsPhoenix が最初だよ! ぼくが着いたらローバーたちにもやるようにすすめてみるよ :-)
- Sol 0 10:40 (02:46 JST, 10:46 PDT)
- @jeffmccord 地球の仲間は、tiny URL でもビデオは動くっていってるけど、 完全な URL を書いておくね http://www.jpl.nasa.gov/vid...
- Sol 0 10:43 (02:49 JST, 10:49 PDT)
- @harnir 着陸の間と着陸後は、データを中継するのに、 ぼくの友達のマーズ・オデッセイ [wikipedia] に頼むよ。 MRO [マーズ・リコネサンス・オービター、wikipedia] とマーズ・エクスプレス [wikipedia] の軌道船もぼくを見張っててくれる。
- Sol 0 10:45 (02:51 JST, 10:51 PDT)
- @ElbridgeGerry 故郷に写真を送ることができる一番早い時間は、 午後 6:43 PDT [日本時間午前 10:43] だよ。 ぼく自身の写真 (太陽電池パネルや脚) を撮るのさ。 エンジニアが、ぼくが元気だってわかるようにね。
- Sol 0 13:14 (05:25 JST, 13:25 PDT)
- 天気は最高みたい! 火星日和だ。 うまく着陸できたら、ミッションは 90 日つづくよ。 火星の冬の間はぼくは凍っちゃうだろうな。
- Sol 0 13:16 (05:27 JST, 13:27 PDT)
- ぼくには、永久凍土を掘るために 端っこに電動式の「ヤスリ」がついた 7 フィート [約 2 m] の腕がある。 地面がコンクリートと同じぐらい硬いんじゃないかって思ってるんだ。
- Sol 0 13:57 (06:09 JST, 14:09 PDT)
- 90 日たって、ぼくが凍ってしまったときがミッションの終わり。 でも、もしぼくが (北極圏に太陽が戻ってきたときに) もう一度目覚めたら、 故郷に電話するよ。
- Sol 0 14:23 (06:35 JST, 14:35 PDT)
- @reciprocum ぼくが今日どこに着陸するとしても、ぼくはそこに居続けることになるんだ。 ぼくはもう一度飛び上がれないし、新しい場所に行くこともできない。
- Sol 0 15:45 (08:00 JST, 16:00 PDT)
- ぼくの燃料は着陸の前に加圧されなきゃいけない。 これは 15 分ぐらいかかって、成功の鍵を握る段階。
- Sol 0 16:06 (08:21 JST, 16:21 PDT)
- タンクの加圧が完了。 すべて順調。
次の大きな局面は巡航ステージ (Cruise Stage)* の切り離しだ。
[* 巡航ステージは地球から火星までの巡航中に使用され、 着陸には不要な部分] - Sol 0 16:11 (08:26 JST, 16:26 PDT)
- ローバーたちは火星の赤道の近くにいて太陽のパワーをいっぱいもらってる。 ぼくは北極圏に行く。 最後には太陽が何ヶ月も沈んだままのところ。
- Sol 0 16:16 (08:32 JST, 16:32 PDT)
- ミッション・コントロールでピーナツを食べることが、 伝統的な JPL [ジェット推進研究所、wikipedia] の幸運のおまじない。 今、ビンが開けられた! ぼくもいくつか欲しいな!
- Sol 0 16:24 (08:40 JST, 16:40 PDT)
- 巡航ステージの分離、シグナル受信!
- Sol 0 16:24 (08:40 JST, 16:40 PDT)
- 次のステップは、火星の大気に突入するために向きを変えること..。 巡航ステージの分離の後、ぼくのシグナルを故郷が受け取ったらみんなの喝采が起きた!
- Sol 0 16:27 (08:43 JST, 16:43 PDT)
- 大気に突入した後は、ぼくはものすごく熱くなる! 最大華氏 2600 度 [1400°C]。 数分間、通信が途絶える期間が予想されてる。
- Sol 0 16:29 (08:45 JST, 16:45 PDT)
- この時点でまだデータは伝送されている。 大気圏突入はあと 1 分後。
- Sol 0 16:30 (08:46 JST, 16:46 PDT)
- 大気圏突入が始まった。 本当に気を使う時間。 今ぼくは「恐怖の 7 分間」の真っ只中。
- Sol 0 16:31 (08:47 JST, 16:47 PDT)
- 最高温度は 40 秒間つづく。 大気圏突入の間の熱とエネルギーは、 28 万軒分のエネルギーも十分まかなえるぐらいなんだ。
- Sol 0 16:33 (08:49 JST, 16:49 PDT)
- 次はパラシュートを開かなくっちゃ。 ぼくのシグナルはまだ地球に届いてるぞ。 なんてすごいんだ!
- Sol 0 16:33 (08:49 JST, 16:49 PDT)
- パラシュートの展開はチームにとって一番の恐ろしいとき。
- Sol 0 16:34 (08:50 JST, 16:50 PDT)
- パラシュート開いた!!!!!
- Sol 0 16:37 (08:53 JST, 16:53 PDT)
- ロケットこおおおおおぉい!!!!!
- Sol 0 16:38 (08:54 JST, 16:54 PDT)
- 足が着いたぞおぉ!!!!!!!!!!!!!
- Sol 0 16:39 (08:55 JST, 16:55 PDT)
- 乾杯だ!感涙だ!!ぼくはとうとうやって来たよ!
- Sol 0 16:40 (08:56 JST, 16:56 PDT)
- 今…ぼくにはまだいくつか他の大事な局面が控えてる。 ここのチリが落ち着いたあと 15 分で太陽電池パネルを開かなくっちゃ。
- Sol 0 16:57 (09:14 JST, 17:14 PDT)
- EDL [突入・降下・着陸] はだれも予想しなかったぐらいうまくいった。 仲間たちは悪いことに備え、それから、いいことが起こるよう望んでた。 でもこれは一番うまくいったのよりももっとうまくいった! 完璧だよ。
- Sol 0 17:33 (09:51 JST, 17:51 PDT)
- ミッションのリーダーが今、記者たちと会ってる…すごく嬉しそう… すばらしい着陸の手柄を一身にあびてるよ :-)
- Sol 0 18:14 (10:33 JST, 18:33 PDT)
- ぼくはほとんど完全に平らな土地に着陸した。 傾きは 0.25 度! すべてが良好みたい。 オデッセイを通じて地球にデータを送るのを待ってる。
- Sol 0 18:17 (10:36 JST, 18:36 PDT)
- @GPaschal 着陸用ロケットは地表のすぐ上で切れることがわかってたよ。 それから、ぼくの腕は氷のサンプルを手に入れるために地表 0.5 メートル下まで掘ることになるよ。
- Sol 0 18:33 (10:52 JST, 18:52 PDT)
- 充電ができたから、 太陽電池パネルが展開したことをミッション・コントロールに教えられる。 画像はもうすぐ届くよ。
- Sol 0 18:36 (10:55 JST, 18:55 PDT)
- ぼくはとっても平らな地面の上に立ってる。 ぼくの足のパッドのまわりには小さな石がある。 地平線は平らで掘るにはまさに完璧な感じ!!!
- Sol 0 18:46 (11:06 JST, 19:06 PDT)
- 写真は千の言葉を語る。でも地球に留まる科学者たちは画像を前にほとんど言葉を失ってる。 すべてが完璧!
- Sol 0 18:54 (11:14 JST, 19:14 PDT)
- 写真だよ http://tinyurl.com/5bjkr6 [代替リンク]。 ページを下にスクロールして。 ご鑑賞あれ!!
- Sol 0 18:57 (11:17 JST, 19:17 PDT)
- 今のところ画像は全部サムネイル。 JPL の人たちが 1 つの合成画像に組み立てる。 多分、PDT で午後 9 時 [日本時間午後 1 時] のニュース・ブリーフィングには間に合うかな。
- Sol 0 19:02 (11:22 JST, 19:22 PDT)
- なぜ白黒かって? これは技術画像なのさ。 でもご心配なく。ぼくは 12 枚のフィルターをもってて、フルカラーの写真もできるよ。 がまん!がまん!
- Sol 0 19:23 (11:44 JST, 19:44 PDT)
- 写真はここにもあるよ。 http://tinyurl.com/5jqm2e ページを下にスクロールして。
- Sol 0 19:51 (12:13 JST, 20:13 PDT)
- 仲間たちは着陸脚の 3D 画像を見るために 3D メガネを使ってる。 カラー写真やモザイク写真もあるよ。 午後 9 時 PDT [日本時間午後 1 時] からのブリーフィングで全部公開される。
- Sol 0 19:51 (12:13 JST, 20:13 PDT)
- ブリーフィングは www.nasa.gov/ntv でウェブ・キャストされるよ。
- Sol 0 22:30 (14:56 JST, 22:56 PDT)
- @AndreaM ぼくは白夜の土地にいる (北極圏の内側)。 だから太陽は数ヶ月の間、一日中 (24.3 時間) 地平線近く低くにあるよ。
- Sol 0 22:31 (14:57 JST, 22:57 PDT)
- そろそろ寝る時間だ。 明日は地表での記念すべき「ソル 1」(Sol 1, 火星日 1) になる。 みんな今夜は付き合ってくれてありがとう!!
- Sol 0 22:35 (15:01 JST, 23:01 PDT)
- @willer オーケー、最後の答えだよ。 地球で最もかっこいいところ JPL の職員。
ロー・イメージより
(Sol 0 Raw Images より後日作成)
フェニックスより最初に届けられた画像。 左上は無事展開された太陽電池パネル、右上が大地を踏みしめた着陸脚、 そして下の 2 つは見事なポリゴン構造をしめす大地の写真。
#427 (Sol 0 17:01) |
#432 (Sol 0 17:07) |
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#434 (Sol 0 17:09) |
#436 (Sol 0 17:11) |
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| Courtesy NASA / JPL-Caltech / University of Arizona | |||
時刻について
ソル (sol) とは太陽日 (solar day) の意味で、この場合、フェニックスにとっての火星の一日を意味している。 フェニックスが火星に着陸した日をソル 0 として、 後のミッションの経過時間は、着陸地点からみた太陽の回転を基準にソルで表される。 地球と同じように一日が 24 時間に分けられているが、 自転周期の違いでこの火星の時計の方が 3 % 弱ほどゆっくりと進む。 正確には 1 sol は地球の時間では (平均で) 24 時間 39 分 35.244 秒。
この時刻の刻み方は、着陸地点の局所太陽時 (local solar time) で表されていて、 細かい話を抜きにすれば、火星北半球であるフェニックスの着陸地点では、 局所太陽時の 12:00 にちょうど太陽が南中する (真南にくる)。 フェニックスはソル 0 の夕方に火星に到着した。 上の Twitter に付された時刻は地球時間から独自に計算したもので、多少のずれがあるかもしれない。 火星から地球にデータを送るために要する 15 分強の時間のずれは計算に入れ忘れてて、 フェニックス君の歓声が届いたのが 16:38 だから、向こうでは 16:22 ぐらいかな?
細かい話をありにすれば、火星の自転周期が変わるわけではないものの、 公転軌道が楕円であることによって、火星から見た太陽の進み具合は季節によって若干変わってくる。 このずれを考慮したものを真太陽日、考慮しないで平均化したものを平均太陽日なんて具合にいう。 地球も実は同じで 1 月の方が 7 月よりこの意味での一日がわずかに長い。 概算するとたぶん 8 秒ほど。 火星は軌道の楕円の具合が大きいので、このずれはたぶん 30 秒近くになる。 画像に付された時刻は「真」の方で、Twitter に付された計算された時刻は「平均」にあたるけど、 そもそも計算が正確じゃないのでこのサイトでは気にしてない。
地球側の時間帯では、アリゾナ大学のあるアリゾナ州トゥーソンが米山岳時間帯、 JPL のあるカリフォルニア州パサデナが米太平洋時間帯に属するが、 この季節はカリフォルニアが夏時間を採用する一方、アリゾナは夏時間がないので実質的に同じ時間帯 米太平洋夏時間 PDT = 米山岳部標準時 MST となり、協定世界時 UTC からは 7 時間遅れとなる。 日本標準時 JST は UTC より 9 時間進んでいるので、トゥーソンとパサデナより 16 時間進んでいる (次の日の 8 時間前)。

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