なんだか twitter の訳がメイン・コンテンツみたいになってるけど、 ようやく sol 0 まで遡ったアップが完了。 誤訳は容赦あれ。
今朝 (日本時間 14 日早朝) は NASA TV でも配信されたテレコンファレンスがあったようで、 それに伴ってたくさんのビデオ画像が公開されている (アリゾナ大、Sol 19 Teleconference Videos)。 私の環境からアクセスするとほとんどどれもすごく重いのだけどいくつか紹介したい。
- 北側カラーパノラマ (mov)
- パノラマのカラー写真はほぼ完成したようだ。 これは探査機北側のパノラマをビデオにしたもの。 たぶん掘削の対象地域がおよそこの方角だと思う。 ポリゴン構造の地形が顕著に見える。 ポリゴンは本来、地球の永久凍土地帯に見られる「氷楔」が作り出す独特の地形。
- 南東側カラーパノラマ (mov)
- 300 m 先にパラシュートとバックシェルが落ちた方角。 北側のパノラマとはだいぶ色合いが違う。 撮影時刻や天候の関係か、そもそもわりと色あわせがいい加減なのか。
- ロボット・アームと太陽電池パネル (mov)
- ロボット・アームと太陽電池パネルが写った少し小さめのパノラマ。 つなぎ方がうまいのか、ほとんど CG のようにさえみえる。
- 3D で再構成された地形 (mov)
- ゆっくり「フライオーバー」して地形をながめているビデオ。 北の方角のようだ。 SSI のステレオ・カメラから距離を同定して作成されたものなので、 たぶんこのタイプの画像はモノクロしかでてこないだろう。 (人間の目に近い RGB フィルターは SSI の右目にしかない。)
- 砂嵐 (mp4)
- 火星を極軌道で 2 時間周期で回ってる MRO は MARCI という特殊な超広角カメラを使って、毎日の火星全体の雲や大気の様子を観察している。 その MARCI の画像に着陸前の 5/18 に捉えられていた北極の砂嵐の画像。 探査機には直接影響する距離ではないそうだ。 ミッションが終わりがけの冬に向かう季節になるとこうした多数の砂嵐が北極を襲うようで、 そのころフェニックスも遭遇することは予定のうちのようだ。 むしろ楽しみだと言っている。
- 天頂のチリ (anim. gif)
- 天頂に近い方向を撮影した SSI の小さめの連続画像。 右側は直前の画像との差分を撮ったものだそうで、風で動いていくチリの様子が分かる。 Raw data のページを見ていると、毎日、空の写真ばかり何枚も撮ってなんだろうとと思っていたが、 こういうことだったのか。
- 掘削の様子 (anim. gif)
- 昨日 (sol 18) スコップが掘削している様子の数分おきの連続写真。 アームがじゃまになって肝心なところがよくみえないけど、 掘削するに従い白いものが広がってきたように見える。
- 顕微鏡のメカニズム (mov)
- Sol 17 でサンプルが振りかけられた光学顕微鏡の写真がもう公開されているけど、 これはその光学顕微鏡の内部構造を示した CG。 原子間力顕微鏡 (ピンクで示されている) も同じサンプルを共有するようだ。 光学顕微鏡は解像度 5 µm、原子間力顕微鏡は 5 nm 程度のようである。
- MECA (mov)
- 上記の顕微鏡を含む装置 “MECA” のデッキ上での位置を示す CG。 端に開いている部分が顕微鏡のサンプル投入口。 多分、右の 4 つの小さな箱はこれから使われることになるイオンなどの量を測定するためのビーカーかな。 手前の三角屋根になっているものが、CG では屋根が平板になっているものの、 ふるいを通らずに問題になっていた “TEGA” の加熱器で、 その手前が質量分析器だろう。 このあたりの装置がこれからしばらく頻繁に登場しそう。







