Sol 2 は日本時間 2008/05/27 (火) 17:08 ~ 05/28 (水) 17:48 (米太平洋夏時間, PDT 05/27 01:08 〜 05/28 01:48) ぐらい。
太陽黄経 (Ls) 78°, 太陽と地球との間の角度 32°.8, 地球までの距離 2.78 億 km, 太陽高度 2°.8〜46°.4
Twitter 翻訳
(Twitter / MarsPhoenix より後日アーカイブ。 火星の現地時刻はおおよそ)
- Sol 2 16:13 (05/28 09:48 JST, 05/27 17:48 PDT)
- 静かな火星の一日。 MRO [マーズ・リコネサンス・オービター、wikipedia] から今朝は連絡がなかったから、 オデッセイ [wikipedia] からの連絡を待ってるところ。 その後で、ぼくの 7.7 フィート [2.35 m] の腕の「荷ほどき」をはじめなきゃ。
- Sol 2 16:19 (09:56 JST, 17:56 PDT)
- マーズ・リコネサンス・オービターを通じて、 いくつか追加の画像を今送っているところ。 ここで見られるよ http://tinyurl.com/652c6p [代替リンク]
- Sol 2 16:38 (10:13 JST, 18:13 PDT)
- 今日は新しい命令を受け取らなかったから、 予めプログラムされてた手順でデータ集めをやって故郷に送ったよ。 新しい命令は明日やってくる。
- Sol 2 16:47 (10:23 JST, 18:23 PDT)
- UHF のラジオ・バンド (300~1000 MHz) を使って MRO とオデッセイとに話すんだ。
MRO とオデッセイはぼくのデータを X バンド*を使って地球に転送するよ。
[* X バンドはマイクロ波の周波数帯のひとつ。 約 10 GHz] - Sol 2 16:54 (10:30 JST, 18:30 PDT)
- @roadhacker
ピクサーのアニメーション・チームは
JPL [ジェット推進研究所、wikipedia]
にやってきてローバーを調べてったよ。
それだけじゃなくて、
ローバーはロサンゼルスでの『ウォーリー』(Wall-E)* のプレミアに行くんだ :-)
[* ウォーリーはロボットを主人公とした今年公開のピクサーの映画。] - Sol 2 16:56 (10:32 JST, 18:32 PDT)
- @bnolan このあたりの地形はどの方角も何マイルもおんなじなんだ。 ぼくは地面を掘るけど、地面は横断しないよ。
- Sol 2 20:28 (14:10 JST, 22:10 PDT)
- @Blackstar407 ぼくはデータを軌道船 (MRO とオデッセイ) に送って、 彼らがディープ・スペース・ネットワーク (Deep Space Network) [wikipedia] のアンテナを通じて X バンドで地球に伝送するんだ。
- Sol 2 20:29 (14:11 JST, 22:11 PDT)
- ディープ・スペース・ネットワークは地球に 3 つの大きなアンテナ施設をもってる。 カリフォルニアとスペインとオーストラリア。 それぞれ 120 度ずつ離れて地球をめぐってる。
- Sol 2 20:32 (14:14 JST, 22:14 PDT)
- 地球の回転にあわせて、 ディープ・スペース・ネットワークの複数の施設のうちのひとつが、 必ずぼくのデータを受け取って、JPL とトゥーソンの UA [アリゾナ大学] に送ってる。
- Sol 2 21:03 (14:46 JST, 22:46 PDT)
- @BrianHammond こっちのブログがぼくの活躍を知るのに役立つかも http://tinyurl.com/5zxdqq。 それと、FAQ のリストもためになる。 http://tinyurl.com/6bj4b5
- Sol 2 21:08 (14:51 JST, 22:51 PDT)
- @ONi 一番新しいお天気情報: 最高気温 −22°F [−30°C], 最低気温 −112°F [−80°C]。 火星の天気のウィジェットはここでダウンロードできる。 http://tinyurl.com/6263of
- Sol 2 21:10 (14:53 JST, 22:53 PDT)
- @Nieto 90 日か、たぶんそれ以上働けたらいいな。 @snagy アンテナはオーストラリアのキャンベラにあるよ。 @ThereSkippy 興奮してて眠る暇がないのさ!
- Sol 2 21:23 (15:06 JST, 23:06 PDT)
- @Bossman1086 ぼくのコンピュータは RAD6000, ラディエーション・ハーデンド [耐放射線]。 詳しいことは http://en.wikipedia.org/wik.. でわかるよ。
ロー・イメージより
(Sol 2 Raw Images より後日作成)
この日は MRO が宇宙線と思われるものの障害を受け、地球からの命令を中継できなかったため、 あらかじめプログラムされていたパノラマ撮影など 30 枚程度の画像しか受信できていない。
JPEG で提供されている画像の中には EXIF のデータで撮影情報が書き込まれていて、 撮影時刻や用いたフィルター、撮影方向、露光時間などを我々でも知ることができる。 以下は同じ北西方向の画像だが、仰角が異なっており、 縦に並べて (明るさを調節してから) 合成すれば近景から遠景への縦長のモザイク写真となる。
また、以下は上より少し右側の、ほぼ同じ場所を撮影したものだが、撮影に用いたフィルターが異なっている。 SSI の右目のフィルター R10, R11, R12 はそれぞれ人間の RGB に対応したものなので、 これらの画像を適切な割合で合成することで人間用のカラー画像が再現される (ただし、この日の撮影では R11, R12 は低解像度画像のみ)。 私のような素人でもこれらの画像を画像ソフトで合成すれば、 それらしいカラー写真の雰囲気をいちはやく味わうことができる。 ただ、光の具合いが変化する中で、どのような配合が妥当な色合いとなるかについての十分な情報はなく、 またわずかな配分の違いで感じが変わってしまうので、あくまでこれも「疑似カラー」といったところだろう (そもそも最後は主観の問題となる色の概念は形式的手続きだけで包括できない所があるのだけれど)。
HiRISE から見た着陸機
MRO の HiRISE カメラが着陸から 22 時間後にさっそく地表のフェニックスを発見している。 着陸地点は太陽の動きと時刻からある程度は決定できるんだろうが、火星に GPS 衛星なんぞがあるわけでもなく、 大気を抜けての着陸地点を軌道から予測することも精度よく行えるわけではないので、 着陸地点の位置を知るには軌道船からこうして見つけ出すのが有無を言わさず最も正確なものだろう。 チェブラーシカ、もとい、ミッ○ーマウスの耳のように左右に広がった太陽電池パネルを含めて、 探査機の幅はおよそ 5.5 m である。 リンク先にある広い画角の画像には下にパラシュートとバックシェル、右下に熱シールドも写っている。

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